フィギュアスケート

To be continued. スケートアメリカ観戦記2

フィギュアスケートグランプリシリーズ。スケートアメリカも2日目。今日も、目が離せない戦いが目白押しでしたね~。時差の関係上、全て追いきれなかったのですが、個人的に心に触れた瞬間を綴っていこうと思います。 まず、女子シングル。宮原知子選手。ジ…

小さな奇跡 スケートアメリカ観戦記

いよいよ始まりました。フィギュアスケートグランプリシリーズ。まずはスケートアメリカ。今年は地上波の放送は深夜の関東地区のみ。ライブ配信での応援となりました。 今までのように、テレビで推しの演技を観戦できない寂しさはありましたが、やはり、久々…

ポーカーフェイスに演じるスケーター。ミハイル・コリヤダ選手のこと

それは2018年2月、平昌オリンピックのことだった。楽屋裏のスペースでスタッフとトレーニングをしている羽生結弦選手。そのトレーニングを後ろからがっつりガン見していたロシア人スケーターがいた。そう、その名はミハイル・コリヤダ選手。 羽生選手と同い…

愛とは?幸せとは?心に残るElton Johnプログラムについて

数日前、たまたまSpotifyのおすすめリストを再生していたら、なぜか、心にひっかかる曲を見つけました。そのボーカルは温かくそして切なく、感傷的な心を包み込むようで、早速調べてみることにしました。曲名は「Cold Heart」Elton Johnと歌姫Dua Lipaのデュ…

アイスダンスの伝道師 テッサ・ヴァーチュ スコット・モイアーのこと

氷上の社交ダンスと言われる、フィギュアスケート・アイスダンス。今一つシングル競技に比べて、世間で認知度の低いこの競技において、忘れられないカップルがいる。その中の一組が、カナダのカップル、テッサ・ヴァーチュ スコット・モイアー組だ。 この二…

ヴィンスにCMのオファーが来たら! 妄想アンケートの結果について

数日前、思いつきで、ツイッターにアンケートを投稿したら、思いの外反響がありました。あるフィギュアスケータ―に日本のCMのオファーが来たら、という願望を言葉にしたのですが、ファンの皆さまの熱意を感じました。今回、アンケートの結果について、熱く語…

Ya-ko、塗り絵始めました。 カラフルなアイスショーThanksツアーと塗り絵のおはなし

ここ最近、自分で書いた落書きに色鉛筆で色を塗るのにはまっている。昨年から、家にいることが多くなった。時に、不安や鬱が頭をよぎる瞬間も増えていた。そんな時、私は、あるアイスショーを見て、あるフィギュアスケーターの影響で、塗り絵を始めてみよう…

氷上の名プロデューサー トム・ディクソンさんを語る

トム・ディクソンという振付家を知っていますか? アメリカ・カリフォルニア州出身の元フィギュアスケーターで、現在、数多くのフィギュアスケーターの振付をてがけていらっしゃる方です。今回、個人的に思い入れのある、トム・ディクソンプログラムをいくつ…

天の川を滑って渡る ドリームオンアイス2021のこと

ずっと楽しみにしていたアイスショー「Dreams on Ice 2021」が今年も開催されました。 シーズンオフにアイスショーを楽しむのは、スケオタにとっては、風物詩となっていますが、このコロナ禍、なかなか思うようにスケート観戦をできないと思っていました。 …

マイケルはもはやスタンダード⁉ My Best Of Michael Jackson プログラムについて

いよいよ7月になり、新しいスケートシーズンに突入しました。そろそろ、新しいプログラムの発表がタイムラインを賑わす時期になってきたでしょうか。なかなか、不安定な世界情勢とはいえ、新しいシーズンに期待を込めて、ワクワクする気持ちは、やっぱり、特…

ヴィンスのファンミーティングと安全地帯のこと

5月15日の午前10時、私はZoomであるフィギュアスケーターのファンミーティングに参加していた。そのスケーターとは、以前ブログ「ヴィンセントが『Vincent』を滑るまで」でご紹介したヴィンセント・ジョウ選手だ。 ブログを書いてしばらくたった時、ヴィ…

「名前なんていうの? 俺、カムデン。今日から友達ね!」~氷上のムードメーカー、カムデン・プルキネンのこと~

「名前、なんていうの? 俺、カムデン。今日から友達ね!」まるで、そんな風に初対面の人に話しかけているような、人懐っこくて、誰とでもすぐに仲良しになれる、きさくなスケーター、カムデン・プルキネン。アメリカの若きホープである彼の存在に注目したの…

過去に繋がれ、未来を飛び越えろ! ~フィギュアスケートと洋楽について~妄想トーク

数日前、ずっと頭の中をある洋楽のメロディーが鳴り響いて離れませんでした。それは、とても特徴的なメロディーで、誰もがすぐに聞いたことがあると感じられるような普遍的な曲。そして、不思議とその曲に合わせて、フィギュアスケーターが滑りだす絵が頭の…

おしゃれに物語を演じる男の子 友野一希くんのこと

2016-2017シーズンのフィギュアスケート全日本ジュニア選手権で、その男の子の演技を見たとき、「なんて、楽しそうに物語を演じているんだろう」そう思って、名前をチェックしたのを今でも覚えている。フリーのプログラムで「巴里のアメリカ人」を小粋でおし…

光と影、そして、「星の瞬き」Stars On Iceを終えて

ゴールデンウイークが終わり、完璧にフィギュアスケートシーズンが終わってしまった中、皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。去年はコロナの影響で中止となってしまったアイスショーStars On Iceが、今年はなんとか、開催されましたね。我らスケオタ、辛い…

氷上の「問題児」ジェレミー・アボットが残したもの

私がその選手の演技に注目し始めたのは、2007年の仙台で行われたフィギュアスケートNHK杯からだった。彼が滑り始めると、それまでの緊張感漂う会場の空気は一変し、まるで、ミュージカルやお芝居の舞台を見ているみたいな印象を味わえた。スケーティング…

Show must go on. フィギュア国別対抗戦を終えて

フィギュア国別対抗戦2021。全てのシーズンの締めくくり。我々、フィギュアスケートファンが毎年楽しみにしてるはずだったこの試合。しかし、開催前、私の心は、ふさぎ込んでいた。地元の街も、コロナの感染者が増加傾向の一途を辿り、国別対抗戦が行われる…

「カッコよさを追求する姿」本郷理華ちゃん

ある日、ふと目にした地元紙のチラシに、その女の子の写真が掲載されていた。他の子たちとは違う華がある女の子の写真には、「フィギュアスケート ノービス優勝 本郷理華」という文字があった。 フィギュアスケーター、本郷理華選手は、1996年生まれ、24歳。…

ヴィンセントが「Vincent」を滑るまで

私がその男の子の演技にハッとさせられたのは、2015-2016シーズンのフィギュア全米選手権大会。演目は「ゴッドファーザー」だった。滑っていたのは、若干15歳のヴィンセント・ジョウ。「なんで、この年齢で、ゴッド・ファーザー(マフィアの抗争の映画)なの…

絆を感じさせるカップル Team koko

今年の3月、コロナ禍の中で行われた世界フィギュア。様々なドラマがありました。その中でも、日本のアイスダンス代表として出場し、北京オリンピックの枠を見事に獲得した、小松原美里・小松原尊(ティム・コレト)組の活躍は、私に大きな感動をもたらしてく…

一瞬の間の永遠 John Coughlinのこと

2010年にそのペアスケーターが滑ったフリープログラム。アヴェマリアを私は、永遠に忘れることはないだろう。もう、どこにもいない、彼の名プログラム。 彼の名はジョン・コフリン。アメリカのコロラドスプリングスで活躍していたペアスケーターです。彼を偶…

~Love history~素晴らしきスケーターの軌跡

音楽とフィギュアスケートをこよなく愛する私は、Spotifyでお気に入りのプレイリストを作成しています。 その名も「Love history」。今回は、そのプレイリストの中から、私がインスパイアされた曲と、スケーターについて、ご紹介したいと思います。 今から、…

思いやりのFix you ~三浦璃来・木原龍一ペアについて~

ショートプログラムの演技が終わった瞬間、彼女は彼に向かって、「明日も頑張ろうね!」と言いました。とても優しく、言われた方がほっとするような言葉を、彼女は、年上のパートナーに自然に語りかけたのです。 今日、ご紹介するのは、フィギュアスケート …

フィギュアスケートとダンスからつながったDaft Punkの世界

2月の後半に、びっくりするような音楽界のニュースが飛び込んできました。なんと、有名な音楽デュオDaft Punkの解散。彼らの音楽は、フィギュアスケートやダンスでも、使用されることが多く、一スケート、ダンスファンの私にとっても、思い入れのあるアーテ…

雅ちゃんから受け取った花束

昨日、お気に入りの女子スケーターのインスタラジオを偶然、聞いていました。一人一人のコメントに丁寧に応えてくれる彼女から、スケートに対するまっすぐな思いを感じて、ラジオが終わった後、彼女の演技を見返したくなりました。今日は、彼女のことについ…

舞依ちゃんと花織ちゃん

本来だったら、フィギュアスケート四大陸選手権大会が行われるシーズン。今年は、コロナで中止となってしまいましたね。安全面を考えたら、仕方のないことですが、スケートファンにとって、試合のないシーズンは、気持ちが沈んでしまいがちです。 今回は、私…

羽生くんと震災と私たち

こんにちは。年が明けて、あわただしく過ごしているうちに、もう、2月も半ばを過ぎましたね。毎年、この時期になると、「ある出来事」を思い出す日が近づいているのを感じます。 数日前、大きな地震があり、一足早く、その「出来事」がフラッシュバックして…