雨のプレイリストはバースデープレゼント
今週のお題「わたしのプレイリスト」
6月は私の誕生日。なのになぜか、あまり嬉しくない。
大人になれば、みんなそうなのかもしれないけれど、私の理由はそれだけではない。
恐らく、連休がないこと、そして、何より梅雨のじめじめとした季節が、誕生月なのに、気が乗らない原因になっていると思う。
そんな、誕生月に、「雨のプレイリスト」を作ってみようかな…? 軽い気持ちでSpotifyに曲を落とし込んでいった、雨の日に、部屋の中で聴きたい曲から、「雨」をテーマにした曲まで多種多様だ。完成したらきっと、雨の日が楽しくなるかしら?
出来上がったプレイリストを見て、今の自分の好みを網羅したいい感じのプレイリストができたと感じた。ここで何曲か紹介してみたいと思う。
まずはJojiの「Rain on me」。
雨の音が後ろに溶け込んだこの曲は、鬱々とした心情を美しく歌っている。どこか淡々とした悲しみは、雨に包まれた街並みを優しく包み込んでくれるような気がするのだ。
個人的には、雨が降った日のバスの中で、イヤフォン越しに聞いていたくなるようなそんな曲だ。
そしてKeshiの「WESTSIDE」。
恋人と離れたくない心情が甘いボーカルと相まって、なんともエモい曲である。
常に繊細な歌詞が特徴的なアーティストだが、温かみのあるファルセットが、心地よく心に響いてくる。雨の日、部屋の中でココアを飲みながら、この曲を聴いてみたくなる。
Dan + Shay, Justin Bieber で「10,000 Hours」は優しく心に語りかけてくるラブソング。
「雨が好き?」と問いかけるそのナチュラルな導入部から、曲が、雨の日によりそってくれている、と感じる。恋人に誓う深い愛。雨の日が幸せな気分になるって、いいじゃない?
締めくくりは、スガシカオで「June」。
6月から、新しい街に越してきて、新生活を始める主人公のさりげない日常がナチュラルに綴られている爽やかな曲。
上手くいかないこともある、でも、夏はもうすぐ、そこ。だから、なんとか、やってみよう、そう語りかけてくれるこの曲は、嫌な気分をリセットして、梅雨の晴れ間を歩いてみたくなる気分にさせてくれる。
切ない恋の歌から、6月の前向きソングまで、気が付くと、「雨の日のプレイリスト」はバラエティーに富んだ、バースデープレゼントのようになった。
プレイリストを聞きながら、自分自身のエネルギーをチャージしていく、そんな6月も悪くないかもしれない。