マイケルはもはやスタンダード⁉ My Best Of Michael Jackson プログラムについて

いよいよ7月になり、新しいスケートシーズンに突入しました。そろそろ、新しいプログラムの発表がタイムラインを賑わす時期になってきたでしょうか。なかなか、不安定な世界情勢とはいえ、新しいシーズンに期待を込めて、ワクワクする気持ちは、やっぱり、特…

森に「California」を連れて行った話

東北地方が梅雨入りしたらしい。今年の6月はいつもより、雨が少なく、庭の草木も、道すがら眺める田畑も、少し乾いた様子を見せていた。私の住む地域の梅雨は長い。そして、寒い。いつも、他の住む地域より少し長めに続く、うつうつとした日々を、どうやり…

Night is the Jewelry Box 宝石番組と音楽のお話

最近、夜眠る前に、宝石の通販番組を観るのにはまっています。 きっかけは、よく覚えていません。なんとなく、あわただしい毎日、眠る前に何気なく合わせたチャンネルに、キレイな宝石が映っていて、疲れた心が少し上向きになったのだけは覚えています。その…

ヴィンスのファンミーティングと安全地帯のこと

5月15日の午前10時、私はZoomであるフィギュアスケーターのファンミーティングに参加していた。そのスケーターとは、以前ブログ「ヴィンセントが『Vincent』を滑るまで」でご紹介したヴィンセント・ジョウ選手だ。 ブログを書いてしばらくたった時、ヴィ…

Cooking time~季節の風を感じながら~

今週のお題「わたしのプレイリスト」 よく、昼ご飯を作る時に、音楽をかける。それは、あわただしい時間、音にふとこころを止めると、何気ない家事の時間も、特別に感じられるからだ。 いつ頃から、この習慣がついたのか、分からない。きっかけは、洋楽を聴…

「名前なんていうの? 俺、カムデン。今日から友達ね!」~氷上のムードメーカー、カムデン・プルキネンのこと~

「名前、なんていうの? 俺、カムデン。今日から友達ね!」まるで、そんな風に初対面の人に話しかけているような、人懐っこくて、誰とでもすぐに仲良しになれる、きさくなスケーター、カムデン・プルキネン。アメリカの若きホープである彼の存在に注目したの…

私の心を撃ちぬいたラッパー Rich Brianのこと

Rabbit Rabbit White Rabbit! お久しぶりです。もう、6月ですね~。ちなみに6月は、私の誕生月なのですが、個人的にじめじめした梅雨が苦手なので、誕生日を楽しみにする気分は毎年あまりありませんでした。 フィギュアスケート好きのおばさんであり、88risi…

過去に繋がれ、未来を飛び越えろ! ~フィギュアスケートと洋楽について~妄想トーク

数日前、ずっと頭の中をある洋楽のメロディーが鳴り響いて離れませんでした。それは、とても特徴的なメロディーで、誰もがすぐに聞いたことがあると感じられるような普遍的な曲。そして、不思議とその曲に合わせて、フィギュアスケーターが滑りだす絵が頭の…

おしゃれに物語を演じる男の子 友野一希くんのこと

2016-2017シーズンのフィギュアスケート全日本ジュニア選手権で、その男の子の演技を見たとき、「なんて、楽しそうに物語を演じているんだろう」そう思って、名前をチェックしたのを今でも覚えている。フリーのプログラムで「巴里のアメリカ人」を小粋でおし…

光と影、そして、「星の瞬き」Stars On Iceを終えて

ゴールデンウイークが終わり、完璧にフィギュアスケートシーズンが終わってしまった中、皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。去年はコロナの影響で中止となってしまったアイスショーStars On Iceが、今年はなんとか、開催されましたね。我らスケオタ、辛い…

氷上の「問題児」ジェレミー・アボットが残したもの

私がその選手の演技に注目し始めたのは、2007年の仙台で行われたフィギュアスケートNHK杯からだった。彼が滑り始めると、それまでの緊張感漂う会場の空気は一変し、まるで、ミュージカルやお芝居の舞台を見ているみたいな印象を味わえた。スケーティング…

Show must go on. フィギュア国別対抗戦を終えて

フィギュア国別対抗戦2021。全てのシーズンの締めくくり。我々、フィギュアスケートファンが毎年楽しみにしてるはずだったこの試合。しかし、開催前、私の心は、ふさぎ込んでいた。地元の街も、コロナの感染者が増加傾向の一途を辿り、国別対抗戦が行われる…

「カッコよさを追求する姿」本郷理華ちゃん

ある日、ふと目にした地元紙のチラシに、その女の子の写真が掲載されていた。他の子たちとは違う華がある女の子の写真には、「フィギュアスケート ノービス優勝 本郷理華」という文字があった。 フィギュアスケーター、本郷理華選手は、1996年生まれ、24歳。…

ヴィンセントが「Vincent」を滑るまで

私がその男の子の演技にハッとさせられたのは、2015-2016シーズンのフィギュア全米選手権大会。演目は「ゴッドファーザー」だった。滑っていたのは、若干15歳のヴィンセント・ジョウ。「なんで、この年齢で、ゴッド・ファーザー(マフィアの抗争の映画)なの…

絆を感じさせるカップル Team koko

今年の3月、コロナ禍の中で行われた世界フィギュア。様々なドラマがありました。その中でも、日本のアイスダンス代表として出場し、北京オリンピックの枠を見事に獲得した、小松原美里・小松原尊(ティム・コレト)組の活躍は、私に大きな感動をもたらしてく…

一瞬の間の永遠 John Coughlinのこと

2010年にそのペアスケーターが滑ったフリープログラム。アヴェマリアを私は、永遠に忘れることはないだろう。もう、どこにもいない、彼の名プログラム。 彼の名はジョン・コフリン。アメリカのコロラドスプリングスで活躍していたペアスケーターです。彼を偶…

~Love history~素晴らしきスケーターの軌跡

音楽とフィギュアスケートをこよなく愛する私は、Spotifyでお気に入りのプレイリストを作成しています。 その名も「Love history」。今回は、そのプレイリストの中から、私がインスパイアされた曲と、スケーターについて、ご紹介したいと思います。 今から、…

Jojiアルバム「Nectar」に感じた「旅」について

話題作「Ballads 1」のリリースから、2年間の沈黙を経て、Jojiの2作目フルアルバムとなる「Nectar」が2020年9月25日にリリースされました。コロナ禍の中でのアルバム発売は、私たち、ファンにとって、当時とてもうれしいニュースでした。 冒頭の曲「Ew…

思いやりのFix you ~三浦璃来・木原龍一ペアについて~

ショートプログラムの演技が終わった瞬間、彼女は彼に向かって、「明日も頑張ろうね!」と言いました。とても優しく、言われた方がほっとするような言葉を、彼女は、年上のパートナーに自然に語りかけたのです。 今日、ご紹介するのは、フィギュアスケート …

フィギュアスケートとダンスからつながったDaft Punkの世界

2月の後半に、びっくりするような音楽界のニュースが飛び込んできました。なんと、有名な音楽デュオDaft Punkの解散。彼らの音楽は、フィギュアスケートやダンスでも、使用されることが多く、一スケート、ダンスファンの私にとっても、思い入れのあるアーテ…

雅ちゃんから受け取った花束

昨日、お気に入りの女子スケーターのインスタラジオを偶然、聞いていました。一人一人のコメントに丁寧に応えてくれる彼女から、スケートに対するまっすぐな思いを感じて、ラジオが終わった後、彼女の演技を見返したくなりました。今日は、彼女のことについ…

舞依ちゃんと花織ちゃん

本来だったら、フィギュアスケート四大陸選手権大会が行われるシーズン。今年は、コロナで中止となってしまいましたね。安全面を考えたら、仕方のないことですが、スケートファンにとって、試合のないシーズンは、気持ちが沈んでしまいがちです。 今回は、私…

羽生くんと震災と私たち

こんにちは。年が明けて、あわただしく過ごしているうちに、もう、2月も半ばを過ぎましたね。毎年、この時期になると、「ある出来事」を思い出す日が近づいているのを感じます。 数日前、大きな地震があり、一足早く、その「出来事」がフラッシュバックして…

Jojiアルバム Ballads1を聞いてみた。

前回のブログでご紹介させていただいたアーティスト、Jojiにはまって早3年。 今回は、彼を世に知らしめることとなったアルバム、「Balads1」について、ブログを書いてみたいと思います。 このアルバムは、ビルボードのHiphop部門でアジア人初の1位を記録しま…

ミュージシャン”Joji”について語ってみた

こんにちは。音楽とフィギュアスケート好きのおばさんが、ブログを始めることになりました。 まずは、軽く自己紹介。東日本在住で、ダンス、フィギュアスケートをこよなく愛し、音楽鑑賞を趣味とする。普通のおばさん、ya-koです。 記念すべき、第1回目、何…