Pure Love or Scandalous? 秋に聴きたいラブソング

9月に入り、気候も大分秋めいてきましたね。最近、公園の周りを散歩するのが日課なのですが、木々の葉が少しずつ色づいてきました。葉っぱが紅葉しているのをみると、まるでライトが灯っているように見えます。前は夏が好きだったけど、最近は秋の方が好きになりました。
秋になると、なぜか、きゅんとするドラマティックなラブソングが聞きたくなりませんか? 叶っても叶わなくても、相手を思い焦がれる青春の歌。今回は、個人的に今の気分であるラブソングを取り上げていきたいと思います。
まずは、Lana Del  Reyが歌う、「Young and beautiful」。

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フィギュアスケートでも、よく使われるこの歌。昔、アシュリー・ワグナーエキシビションで滑っていました。歌詞としては「私が若くなくなって美しくなくなっても、あなたは愛してくれるかしら?」という、女性の苦悩。日本だと、森高千里が「私がオバサンになっても」を歌っていたみたいな感じかな?どこの国でも、女性は同じようなことで悩むんですかね…今シーズン、この曲で滑るジュニア選手が多くて、気になってしまいました。


さらには、Norah Jonesの「Come away with me 」。

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この曲も、一途に相手を思っているいじらしい歌ですね。「山の上でキスしよう」というフレーズがとってもキュート。いなか暮らしで、山は身近な存在なのですが、季節ごとに色合いを変えていく山の姿を見ることは、本当に特別な感覚なのです。同じ景色は二度とない。毎年、違う山の姿に恋をしているような気分になります。この曲を聞きながら、山道をドライブするのはとてもいいでしょうね。


最近、偶然見つけた曲がBillie Eilishの「Ocean eyes」。

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「あなたの海のような瞳に落ちていった」このフレーズで、相手にどれだけ焦がれていくのかが分かるような気がしますね。どちらかというと、相手に翻弄されているのでしょうか?若い一時の気持ちのままで留まるのか、それとも、その気持ちは永遠に続くものなのか。その後のストーリーも大変気になってしまう曲です。フィギュアスケート界に、すごく人気があるBille Eilish。最近のスケーターだと、ロシアのザギトワやコストルナヤもプログラムに使用していますね。今シーズン、どのくらい、ビリープログラムが見られるのか、注目です。


急に古くなるのですが、もう一曲! Sadeで「Smooth Operator」

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この曲で歌われているのは、引っ掛かったらやけどしそうな、とんでもないドン・ファンです。危険な匂いのする男の人、実際恋に落ちてしまったら、大変な目に合いそうですよね。でも、そんな人は得てして魅力的なことが多いのです。悲しいことに。この曲、実は大昔のアイスダンスカップル、グリシューク・ズーリンが試合で使っていたのです。不倫の末、ズーリンは前のパートナー、ウソワと離婚し、カップル解消。新カップルに不倫相手のグリシュークを選んで披露したプログラムがこの曲。なんともスキャンダラスです。


ピュアな歌から、スキャンダラスな歌まで、あらゆる愛の形があるラブソング。迫り来る秋の季節を、とっておきのラブソングで彩ってみるのもいいかもしれません。今回、ご紹介した曲は、プレイリストにまとめてみました。おすすめのラブソングがあったら、ぜひ教えて下さいね。 

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