春になればきっと… お花見に盛り上がる春ソング特集!

 

 

ようやく、暦は3月。厳しい冬の寒さが和らいできた今日この頃。そろそろ、お花見のシーズンも近づいているのではないでしょうか? 私たち、日本人にとって、春のお花見は、特別な意味を持つ場合が多いような気がします。今年の桜を今年の内に、目に焼き付けるって、毎年、風物詩として、心に留めている方も多いのではありませんか?

コロナの時期、近所のお花見すら、どこか気が引けてしまう私たち。最近は、切り花でおうちお花見を楽しむ方もいらっしゃるとか。

そこで、ドライブでお花見を楽しむ方も、おうちで切り花お花見を楽しむ方も、傍らに音楽を響かせて、過ぎ行く春を堪能してみてはいかがかと思い、考えました。

名付けて「春はすぐそこ! お花見に盛り上がる春ソング特集」! 私のプレイリストからお気に入りの春ソングをご紹介したいと思います。

 

まずは、春の訪れを待ちわびる気持ちが高まるこの曲、Lucky Kilimanjaroで「春はもうすぐそこ」。

youtu.be

出だしから、ゆっくり大地に花が芽吹いてくる気配を感じますし、色鮮やかなサウンドが春の日差しや春風を思い起こさせます。春は、新しいことを始めてみたくなる季節ですよね。急き立てるように何もかもが新しく始まるこの瞬間。聴いていると、自分の心にスイッチが入るような気がします。

 

夜の桜を思わせるMVが幻想的なのは、クラムボンからの一曲。「夜見人知らず」。

youtu.be

どこかに終わった恋の面影をそこかしこに感じさせる歌詞。春の綺麗さと、どこかに感傷的な、刹那的なイメージが際立つ曲ですね。この曲はまさに、桜の花の息吹を感じながら、聴きたくなります。夜と桜と、恋。俳句の世界に通じるような文学的なコンセプトで春を描く名曲です。

 

春に終わった恋を、爽やかに前を向いて歌い上げる一曲がこちら。Rin音withクボタカイさんで、「春にふられて」。

youtu.be

美しく、若い今どきの洒脱なリズムの中に見え隠れする、失恋の悲しさ。悲しいのに、春は私たちを急ぎ足で前へ向かわせます。この曲の主人公も、きっと、下をむくだけではなく、前を向こうとしているのだな、と感じさせてくれるのです。

 

春になると誰かが、必ず、出会いと別れの春を歌にします。日本人は、このように、春の一瞬の光景に様々な思いを詩に託し、春の思い出を形にしようとするアーティストさんがとても、多いのです。私調べになりますが、春の曲を歌っている洋楽って、実はあまりないのですよね。

 

そんな中、春とは、あまり関係がないかもしれませんが、メロディーが温かくて、一瞬の青春を感じさせてくれるナンバーをご紹介。88risingに所属していたAugust 08で「Good Girls」。

youtu.be

メロディーは綺麗目で抑えめのゴスペル調。歌詞には、ある種の屈折感や、せつなさを感じますが、色とりどりの花に重なると絶妙にエモい!と個人的に思ってしまったのです。花や草木が「Good Girls」や「Bad Boys」に例えられても、良いのかな、と。MVも遊び心があって、とっても気に入っている曲です。

 

洋楽から、もう一曲。Bruno Marsで「Today my life begins」。

youtu.be

様々な辛いことがあっても、刻々と変わっていく季節のように、重い荷物のような過去は下におろして、また新しいスタートを切ってみよう。今日から僕の人生は始まるんだ。力強く優しいボーカルに、前向きなメッセージが込められていますよね。人生において、新たな一歩を新しい季節に踏み出す、という意味で、この曲を春ソングに選んでみました。

 

どんなに寒くても、すでに芽吹いている草花や、温かみを感じるそよ風から、春の訪れを強く意識する季節になってきたのを感じます。

家族やお友達と集まって、お花見も良し、一人おうちでのんびりと花をめでるのも良し。どうか、あなたなりの春を、今年、めいいっぱい、楽しんでくださいね!