青春ってほろ苦い? わが青春のポップソング特集

 

 

1月も、もうじき終わりを告げますね。つい、この間、なんとなく、自分が青春時代に聞いていた曲をTwitterでつぶやいたら、フォロワーさんと、「懐かしいですよね~!」って盛り上がったことがあったのです。ブログを始めて、もうじき1年。これまで、フィギュアスケートや、お気に入りの洋楽について、たくさんお話をさせていただきました。

今回は、自分の青春時代に焦点をあてて、どのような音楽を聴いてきたかを皆様にご紹介できれば、と思います。(今回の投稿で多分、私のだいたいの年齢、ばれますね。笑)

 

まず、物心ついたときに聞いていた音楽は、もちろん、テレビで流れていた歌謡曲。あまり、意味も追いかけずにクラスで流行っているからと、一通り、浅く広く口ずさんでいた子供時代。そんな時代がわりと続きます。

 

高校時代に辛い時期、自分が強く心を動かされた曲があります。それは、The Boomで「島唄」。

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沖縄民謡の三線から始まる独特な旋律。歌われている内容は痛ましい過去と平和への祈り。全ては「島に住む人々へのメッセージ」と、私には感じられました。実は、この曲、フィギュアスケート関連のエピソードも関係していて好きなのです。今、注目を集めている若手のフィギュアスケーター、鍵山優真選手のお父様、鍵山正和さん。正和さんは、現役を引退して、プロフィギュアスケーター時代に、この「島唄」で滑ったことがあったと、当時、雑誌で知りました。残念ながら、アイスショーだったのか、プロフィギュア選手権だったのかは、覚えていませんが、確か、外国人選手も多数参加しているイベントだったという記憶があります。日本人が、日本語の曲で、オリエンタリズムを表現する。今では、羽生選手が披露したことで、スタンダードになりつつあるこの流れ。しかし、私の若い頃は、インターネットもまだそこまで、進化しておらず、このような名曲をフィギュアスケーターが滑ることはとても珍しい出来事でした。このエピソードを知ってから、私はこの曲が更に好きになったのを覚えています。

 

そして、島唄とは対照的なムードの歌も、この当時、魅了されていたので、そちらもご紹介。

ORIGINAL LOVEで「接吻」。

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こちらの曲は、都会的でおしゃれなムードの曲ですよね。姉の影響で、ピチカートファイブなどを聴いていた私。野宮真紀さん以前にピチカートに所属していた田島さんが、新しく、立ち上げたバンドで披露したこの曲を聴いたとき、より、大人のリアルな恋愛ソングに感じて、かっこいいと思った記憶があります。まだ、恋に恋していた時代。大人の世界へのあこがれを強く意識させられた一曲ですね。

英語の勉強に、バイトに励んでいた短大時代、私の心に強くヒットした曲はこちら。

Michael Jackson, Janet Jackson で「Scream」。

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マイケル・ジャクソンがすごいのは、それは、もう、音楽にうとい私でもわかっていました。しかし、このジャネットとタッグを組んだ曲のインパクトってものすごいものがありましたね、当時。今のHIP HOPダンサーの方々が、当たり前に取り入れているスタイルを、このころに確立していたマイケルとジャネットのすごさ。このMVを何度も何度もビデオで見て、熱狂していました。おそらく、この当時日本で流行っていたダンス込みのエンターテインメントは、みんな、マイケルに影響を受けていたと言っても過言ではない、と思います。

 

そして、この時期、洋楽で私が大好きだった曲がもう一曲。

Des'ree で「You Gotta Be」。

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たまたま、マイケルがノミネートされていたMTVアワードでこの曲も、ノミネートされていたんですね。歌詞とか、分からなかったのですが、メロディーと深さを感じるボーカルに惹かれて、CDショップをはしごして、この曲を探し回った記憶があります。(当時、インターネットがなかったから、音楽を探すときは、CDショップの視聴コーナーで探す、というのが、私のスタンダードでした。)

前向きな歌詞と穏やかな歌い方、いつも、人生に迷ったときに聞くと、元気づけられます。こういう女性でありたい、と強く思わせてくれる歌ですね。

 

全て、という訳ではありませんが、青春時代に私が聞いていた音楽の一部をご紹介させていただきました。そうですね~。10代の頃は結構、コンプレックスの塊で、ネガティブな感覚にとらわれていた私を、音楽とフィギュアスケートが救ってくれていたような気がします。短大時代、世界に目が向き、洋楽などもチェックするようになって、視野が広がっていた時代。イギリスにホームステイした時に、日本のことを聞かれて、「日本ってどんな国なんだろう?」って思ったのをよく覚えていますね。日本のことを日本人の私がよく知らなかったら、国際交流って難しいんじゃないかな?そう、強く思った記憶があります。

音楽を通して、青春時代、どんなことを考えてきたかを再確認。好みや思考、国際感覚は今も、自分の中に核としてあるな~って改めて思うことができました。

 

最後に、青春のほろ苦さを歌う。最近の曲をご紹介。

藤井風で「青春病」

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大人になって振り返る青春の日々。

様々な思い出と共に私は今を生きている。皆さんの青春時代はどんな色をしていますか? 今度、機会がありましたら、シェアしあいたいな、って思います。