オリンピック目前! 気持ちを奮い立たせる応援ソングを追いかけて…

2月に入りました。いよいよ、北京オリンピックが始まろうとしています。ここに来るまで、いろんな不安がみんなの心にあったと思います。深刻なニュースがあまりにも多すぎて、果たして、オリンピックが開催されるのだろうか?という思いが、誰の心にもよぎったのではないでしょうか? いまだ、予断を許さない状況ではありますが、選手が続々と入国を果たし、準備を進めているニュースを見ると、ここまで、頑張ってきた一人ひとりへの特別な思いが溢れだしてくるのを感じます。

 今回は、例年になくハードな戦いが待っているオリンピック。地道に頑張る選手へ、祈りと、応援を込めて、スポーツをするときや、やる気を出したいときに聴く、応援ソングたちを綴っていきたいと思います。

 

まず、目的の場所へと向かった選手たちへ、静かな祈りを傾けたいと思い、この曲を選曲。

Pentatonixで「Hallelujah」

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期待と不安、希望と絶望が入り混じる舞台。誰もが栄光を手にするわけではない世界。そんな、素晴らしく、悲しい挑戦を続ける選手たちに、一筋の光を照らすことができたなら。

重厚だけれども、どこか悲しい旋律は、まるで凍えた心を包み込むベールのようで、祈りをささげる曲としてぴったりくると思いました。

フィギュアスケート 日本のペアスケーター 三浦・木原組が歌い手違いでこの曲をSPで使用していることもあり、要注目です。

 

そして、戦場へ赴く選手たち、一瞬のチャンスをものにできるのか、という正念場。浮かんできたのはこの曲。Michael Sembelloで、「Maniac」。

 

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かなり懐かしい80年代のナンバー、明日を夢見るダンサーのサクセスストーリー「フラッシュダンス」の挿入歌としてもおなじみですよね。悲喜こもごものダンスの世界。一瞬のチャンスをものにできれば、世界を手にすることが出来ます。そのギリギリの瀬戸際の心情に、この、ビートが聞いた曲が寄り添ってくれるような気がしてきます。この曲は、スペインの名スケーター、ファビエル・フェルナンデスが、エキシビションで使ったことでも有名でした。エアロビとスケートを融合させた独特な世界観。当時は、「キャンデロロの再来」とまで言われて話題になっていました。

 

勇気を出して、一歩踏み出そう! そういう応援ソングに、こちらの曲はどうでしょうか?

Sara Bareilles で「Brave」。

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「あなたの勇気がみたいの、言いたいことを言って!」強いメッセージを発するサビの部分が刺さる名曲。夢を叶えるためには、勇気が大事。気持ちを振り絞って、前を向けば、希望が近づいてくる可能性も広がります。

ここぞ!と心にエンジンを賭けたいとき、スイッチを入れたいときにはまさにうってつけですね。

 

さらに、運命を切り開きたい全ての人の応援歌といっても過言ではない曲をご紹介。

 

Kelly Clarkson で「Breakaway」

 

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この曲には、個人的な思い入れがあります。当時、人生の長いトンネルの中にいたとき、アメリカの人気オーディション番組「アメリカンアイドル」という番組出身の歌手だった彼女の歌をたまたま聞きました。歌詞の内容は、「羽を広げて、未来を切り開いていこう」という強く、優しいメッセージ。その温かみのあるボーカルと、辛かった過去もすべて抱きしめて前へ進んでいこうとする歌詞の世界観に、何度も救われました。それまで、灰色にしか見えなかった自分の過去が、カラフルに見えるような気がしたのです。

緊張したり、落ち込んだり、試合の渦中に見える光景は、色がない世界に思える時もあるかもしれません。だからこそ、強い気持ちで心の羽を広げて、世界を彩りで満たせたら。スポーツをする方ばかりではなく、全ての人への応援歌になりそうですね。

 

最後に、最近、自分が引き寄せられた素敵な曲をご紹介。

Kesha で「Rainbow」。

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雨の後は虹がかかりますよね。心の雨を拭った後は、虹のような美しいラインが心に広がっていくと、いいな、と思います。実は、この曲を見つける前、何人かのフォロワーさんと虹の話をしていました。それは、とても素敵な偶然で、何かに引き寄せられたのかな?と思ったりしました。

応援を続けて、汗と涙を感じて、応援という温かい感覚の中で、私たちは虹を見つけられるかもしれません。

 

オリンピックまで、待ったなし。頑張っている選手の皆さんと応援している全ての「私たち」に幸せな光景が待っていますように! 歌や絵や言葉で、この2月を盛り上げていきましょう!